書評/読んだ本

「もう少し楽に生きたい」と思うあなたにおすすめの本【厳選5冊】

おすすめの本

窮屈で息苦しい毎日。もう少し楽に人生を生きたい。

そんな方に向けて、ここでは「この本よんで人生が少し楽になった」という本を厳選して5冊紹介します。

哲学系の本が多めですが、堅苦しい本やボリューミーで大変な本は一冊もありません。

どれも簡単な文章で書かれており、読みやすい本。活字が苦手な方にもおすすめです。

「悪魔とのおしゃべり」 さとうみつろう

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主人公の目の前にある日突然、おしゃべりな悪魔が現れていいます。

善い行いをし続けて、幸せになれた奴はいるか?
親や、学校や、道徳の教えのほうが、まちがっていたのさ。
我が悪の軍団は、貴様らの願望を満たす“本当の方法”を知っている

と。

本書のテーマは「正しさ」を疑うこと。

僕らが感じる生きづらさや、窮屈さは、すべて誰かが押しつけてきた「正しさ」が原因。

時間を守るのが正しい。
遅刻してはいけないが正しい。
人の悪口をいわないことが正しい。
人に親切にすることが正しい。
不倫をしてはいけないが正しい。

などなど、

親や教師、世間、権威から僕らは無数の正しさを押しつけられてきました。

同時に、無数の正しさを誰かに押しつけてきました。

そんな無数の正しさを抱えすぎてしまったことが原因で、僕らは窮屈さを感じているというのです。

本書、「悪魔とのおしゃべり」は「正しさ」に僕らがどれだけ苦しめられているか、「正しさ」を疑うことにどんな意義があるのかを、教えてくれる一冊。

人間は「正しさ」以外の方法で、苦しむことなどできない のだから。 〔早起き〕が苦しいのは、〔遅刻してはイケナイ〕という「正しさ」を抱えているから

この「正しさ」を疑うだけで、これまで抱いていた窮屈さみたいなものがなくなったり。

余計なことにイライラしなくなったり、以前より他人を許せるようになったり。

そして人生が少しだけ楽になります。

「すべての正しさを疑え」この言葉は僕にとってあまりにも衝撃的で、この言葉を聞いた直後、30分ほどボーっと考え込んでしまったものです。

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「嫌われる勇気」 古賀史健・岸見一郎

最近はもうかなり有名になった感がある「嫌われる勇気」

すでに読んだ人はまた読み返して欲しい。
まだ読んでない人は絶対に読んだ方がいい。

それほどおすすめできる一冊です。

トラウマは存在しない

すべの悩みは対人関係の悩みである

われわれは「他者の期待を満たすために生きているのではない」

ほめてはいけないし、叱ってもいけない

などなど。

納得できないし、反論したくなるような主張があるたくさんあるのですが、じっくり読んでいくとたしかに納得できる。

そして人生の見方が変わる、人生が少し楽になる。

「嫌われる勇気」はそんな一冊です。

最初に読んだときは面白くてむさぼりつくように読んだものです。

とくに印象に残っているのは「課題の分離」という話。

「課題の分離」は対人関係の悩みを解決できる考え方です。

相手が自分のことをどう思おうと、好いてくれようと嫌っていようと、それは相手の課題であって、自分の課題ではない

つまり自分の言動に対して相手がどう考えるかは、相手の課題であって、自分の知るところではないし、考えるべきことではないということ。

「課題の分離」の考え方を知っておくだけで、対人関係の悩みはかなり和らぎ、対人関係に対してポジティブになれるのではないかと思います。

事実、人間関係に関して悩みがちだった僕が、この一冊を読んでだいぶ人と接するのが楽になった気がします。

「ニートの歩き方」 pha

ここまで哲学系の本が続きましたが、こちらは実用書よりの本です。

実用書といっても意識が高い人が書いたガチガチの自己啓発本というわけではありません。

もっとダラダラと生きてもいいじゃん。
ニートでもいいじゃん。
会社なんて行かなくてもいいじゃん。

という意識の低い内容。

しかしそれまで僕が持っていた

「会社員として生きていくのが当たり前」
「ニートという生き方は良くない」

という価値観をぶち壊し、「もっと肩の力を抜いて生きていいんだ」と思わせてくれた、そんな大きな影響を与えてくれた一冊です。

著者は名門、京都大学を卒業し、ホワイト企業に就職したのもかかわらずニートになった、phaさん。

このphaさんが

  • 超ホワイト企業を辞めてニートになった経緯
  • ニートなのにどうやって生活しているのか?

といったことが紹介されています。

特殊といえば特殊な生活。

それでも本書を読むと不思議な安心感を得られます。

AIやら少子高齢化、年金破綻するかもしれない説、日本オワコン説などが騒がれる昨今、仕事を失うかもしれない、生活できなくなるかもしないといった不安がよぎるもの。

そんななか本書で紹介されているニートの生活をみると、

「意外とニートでも生きていけるんだな」
「まあ仕事がなくてもなんとかなるだろう」

といった不思議な安心感を得られます。

「もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル)」 家入一真

20代の、仕事を辞めようか、続けようか悩んでいる方におすすめの一冊。

僕は、新卒で入社した企業を半年で辞めたのですが、退職を決意したのは、この本を読んだ時でした。

半年で会社を辞めるという選択が、正解だったかどうかはわかりませんが、僕の人生を変えた一冊であることはまちがいありません。

著者は、起業家の家入一真さん。

現在は起業家として有名ですが、もともとは引きこもりの落ちこぼれ。

成功してから散財で失敗したり、自分の居場所がなくて失敗したり、一筋縄ではいかない人生を歩んできた家入さんが、自分の経験を通して書いた一冊です。

  • つらい現状から逃げたいなら逃げてもいい
  • 非常識でもいい。とことん自分に正直に生きてもいい

そんな内容であり、これまでの常識を捨てて、楽に生きられるようになります。

よくある自己啓発のように意識の高い言葉が並んでいるわけではありません。

打たれ弱くて、意識が低い人でも納得できる。

とても簡単な言葉で書かれているけど、ぐっと心にしみわたり、そしていつまでも残っている。

そんな言葉の数々に、あなたも何か1つ大きな決断をしてしまうかもしれません。

「(推定3000歳の)ゾンビの哲学に救われた僕(底辺)は、クソッタレな世界をもう一度、生きることにした。」 さくら剛

推定3000歳のゾンビに出会った大学生が、ゾンビとの対話は通して哲学を学ぶという話。

哲学というと難しくて、抽象的な話が多くて、どこかとっつきづらいイメージがあります。

「われ思うゆえにわれあり」
「人間は万物の尺度である」
「世界5分前仮説」

など、知っているような言葉、用語はあるけどそれを詳しく説明できない、意味がよくわからないという方もいると思います。

本書は、そんな難しい哲学をわかりやすく、そして面白く解説しており、「哲学をちょっと勉強してみたい」という方には自信をもっておすすめできる一冊です。

また人生に息苦しさを感じている、もっと楽に生きたいという方にもおすすめ。

たとえば、本書では、「世界は5分前に作られたかもしれない」という「世界5分前仮説」が紹介されています。

この仮説は、否定も肯定もできないのですが、「もし世界が5分間にできていたら」と考えるだけで人生が少し変わって見えるようになります。

もし、

過去の失敗や悲しい思い出が、
今でも自分のなかでトラウマになっている経験が

実は存在しないものだとしたら。

それを気にして今の自分を制限するは無意味なのではないか?
過去を振り返ってクヨクヨすることに、意味などないのではないか?

そんな風に思えると、生きるのが少し楽になってくるような気がしませんか?

他にも人生の見方が変わる、世の中の見方が変わる哲学の話が、わかりやすく面白く解説されています。

あなたの人生が変わる哲学理論を1つは見つけられるはず。

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