【100冊以上読んでわかった】自己啓発本のメリットとデメリット

働き方

私は以前、自己啓発本を読み漁っている時期がありました。

仕事や人生に悩んでいた時期があり、3日で1冊でペースで、Amazonで見つけた自己啓発本を片っ端から読み漁っていました。

今、自分のKindleのライブラリーを眺めると100冊以上、自己啓発系の本があります。

そんな生活を振り返って思うのは、自己啓発本は学びもたくさんあるが、弊害もあるということ。

いったいどんなものなのか?

数多くの自己啓発本を読んだ経験から、自己啓発本のメリットでデメリットを紹介します。

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自己啓発本のメリット

メリット1:モチベーションが上がる

自己啓発本を読むと、

「よし、仕事頑張ろう!」「人脈づくり頑張ろう!」

といったようにモチベーションが上がります。

なぜモチベーションがあるのか?

その理由は、成功できるような気がするからです。

自己啓発本を読むと成功できる気がする

自己啓発本には、

「私はこれをやって成功した。あなたもこれをやるだけで成功できる」

といった著者の実体験を元にした、「成功法」が書かれています。

しかもその成功法はとても説得力があって、わかりやすい。

だからこれまで遠くにあった「成功」というものが、ぐっと自分のところまで近づいてきた気がするのです。

つまり、「私も成功者になれる」という希望を抱かせてくれて、人生や仕事に対するモチベーションが上がるのです。

私も自己啓発本を読み漁っていた時期は、モチベーションがぐんぐん上がっていたのを覚えています。

もちろん、読んだだけでは成功者にはなれないのですが、仕事や勉強、自己を高める事に対して、積極的になれることは間違いありません。

モチベーションをあげるのに、自己啓発本ほど適した本はないでしょう。

メリット2:ポジティブな考え方が身につく

自己啓発系に書いてあることは「こう考えると人生はよくなる」といった考え方の転換方法です。

たとえば、水が半分入ったコップを見て、「半分しか水が入っていない、ではなく半分も水が入っている、と考えられる」といったように。

他にも、

行動しても行動しなくても、リスクはある

出典:言いなりの人生は“いますぐ”やめなさい。

成功したら幸せになれるのではない。先に幸せになることが成功を生むだ。

出典:前祝いの法則

暇つぶしにやっていることに、あなたの才能が潜んでいる

出典:君のスキルは、お金になる

上記のように、自己啓発本には、ポジティブになれる考え方が書かれています。

これらを読むことでポジティブに考えるクセがついて、ネガティブ思考を脱却できるのです。

もしくはネガティブに考えてしまったときでも、ポジティブに考え直せるようになるのです。

メリット3:成功者の考え方を学べる

自己啓発系に書いてあるのは、成功者が成功するためにしたことや、成功者が日頃から考えていることなどです。

成功した人は日頃どんなことを考えているのか? 

仕事とはどう向き合っているのか?

成功者は何をして成功したのか?

などなど、成功するために必要かもしれない考え方を学べます。

しかも1000円ちょっとで。

手軽に、安価に、成功した人の考え方を学べる。自己啓発系本の大きなメリットです。

自己啓発本のデメリット

デメリット1:成功するための具体的な知識はみにつかない

自己啓発系に書いてあることは、

「こう考えるとポジティブになれる」「成功者はこう考えていた」といった物事の考え方です。

考え方を学ぶことで、ポジティブになれるし、モチベーションも上がるのですが、それだけは成功できません。

成功するためには、具体的な知識が必要です。

自己啓発本で学べるのは成功するためのマインドだけ

たとえば、ラーメン屋で成功しようと思ったら、美味しいラーメンの作り方はもちろんこと、集客方法、原価を低く抑える方法など、具体的な知識が必要です。

「失敗なくして成功はありえない」という考え方をしっているだけでは成功はできません。

その他、保険の営業の仕事で成功しようと思ったら、トーク術や交渉術、顧客の見つけ方、他の金融商品の知識など、具体的な知識が必要です。

成功者の考え方を知っていても、成功できません。

自己啓発本で学べるのはあくまで成功するためのマインドです。心構えのようなものです。

成功するための知識を学べるわけではありません。

そもそも自己啓発本を読んだだけで成功できるなら、日本は成功者であふれているはず。

自己啓発本を読んだだけで満足しないようにしなくてはいけません。

デメリット2:やらない自分を責めるようになってしまう

「行動しろ」「時間をムダにするな」などなど、自己啓発本には意識が高い言葉が並んでいます。

しかしこういった言葉を浴びすぎてしまうと、

書かれていることを実践できない時、自分を責めてしまう場合があるのです。

たとえば休日。昼過ぎに起きて、ダラダラしていたら夜になってしまった。

そんな時、「また休日をムダにしてしまった。自分はダメな人間だ」といったように自分を責めてしまう人がいます。

同じことが何度も続くと、どんどん自己評価が下がり、自信をなくし、新しいことにも挑戦できなくなり、ネガティブな人間になってしまうのです。

自己啓発本のせいで自分の人生を悪くしてはいけない

自己啓発本は、自分の人生を良くするための本のはず。

それにもかかわらず、自己啓発系に書いてある意識の高い言葉が原因で、どんどんネガティブな人間になってしまい、どんどん人生がつまらなくなってしまう場合があるのです。

それだけは絶対に避けるべきです。

もし自己啓発本的な価値観のせいで、自己嫌悪に陥ってる自分がいたら、自己啓発本を読むのをやめるべきです。

一旦、意識の低い本を読むようにしてください。

たとえば、「ニートの歩き方」や「負ける技術」のような本がおすすめです。

その他、以下の記事では自己啓発本の意識が高い言葉に毒されないための考え方を紹介しています。

自己啓発本を読むなら、できない自分を責めないようにしましょう。人間は完璧ではありません。

デメリット3:視野を狭めてしまう

自己啓発本的な考え方が染み付いてしまうと、その考え方にそぐわない人や、他の考え方を排除してしまうことがあります。

どんどん視野が狭まってしまい、融通が聞かない「頭の硬い人間」になってしまう危険性があるのです。

たとえば、

「愚痴ばかり話す人と付き合っても無意味」

「挑戦しない人と付き合ってもムダ」

「テレビゲームは時間ムダ」

などと考え、拒否してしまうのです。

知人を切り捨てまくって孤独になった

以前私は、自己啓発本を読み漁っていたのですが、自己啓発本的な価値観にそぐわない友人・知人をどんどん切り捨てていました。

たとえば努力を全くせず、口を開ければ仕事の愚痴・周りの人の妬みばかりの友人を、「自分にとってメリットがない人」として切り捨てていたのです。

またギャンブルをしたり、ゲームに課金したりする人を、「合理的な考え方ができない人」として見下してもいました。

その結果、私の周りには友人がいなくなり、孤独になったのです。

自己啓発本の価値観を絶対と思ってしまう残念さ

本来、他人がなにをしようがその人の勝手ですし、自分の価値観に合わないからといって「価値なし」と判断するのはあまりにも勝手がすぎます。

またその人が自分にメリットがある人かどうかは、短期的な視点では判断できません。

10年後になって、その友人が自分を助けてくれるかもしれないのです。

人だけでなく、ゲームをすること、テレビをみることも同様。

どんなことが役に立つかは、今の自分にはわからないことです。

それにもかかわらず、自己啓発本的な価値観を絶対と考えてしまい、その価値観に外れるものを全部拒否してしまうのは、あまりにも愚かです。

私は幸い、自己啓発本的な価値観を絶対視している愚かな自分に気づくことができましたが、

気づけないまま歳を取れば、行き着く先は単なる老害です。

そうななりたくないですよね。

自己啓発本の価値観に触発されすぎて、視野を狭めないように注意しなければいけません。

デメリット4:効率ばかり優先になってしまう

効率は大切です。

1時間かかっていた仕事を5分でできるようになれば、余った時間を他に使えます。

ムダは極力省くべきです。

しかし、自己啓発本を読みすぎて、効率ばかり重視するようになると、ムダではないことまでムダだと切り捨ててしまうことがあります。

たとえば人間関係。

効率を重視するあまり自分にとって利益があると思える人としか合わなくなってしまい、

「メリットがなさそうな人と会うのは時間がもったいない」と考えてしまいます。

効率を重視するあまり、人間関係を限定してしまうのです。

人間関係を効率で選択して孤独になった

先にも少し書きましたが、以前、自己啓発本を読み漁っていた私は、人間関係も効率で選ぶようになっていました。

短期的な視点で自分にとってメリットがあると思える人しか付き合わない。メリットがない判断した人はすべて切り捨てるという方法で、人間関係を選んでいたのです。

その結果、私は孤独になり大切なものをたくさん失いました。

ある人が自分にとってメリットがあるかどうかなんて、すぐにはわかりません。

メリットがあるとは思えない人でも、実際に会ってみたら貴重な学びや刺激をもらえるかもしれないのです。

一見非効率なことをしてみるとことで、新しいことが学べる場合も

人間関係に限らず、食事、読書、勉強、移動などもそうです。

東京から大阪に行く場合、高速バスよりも新幹線の圧倒的に早くいけます。

しかし時間かかる高速バスになったほうが、新しい学びがあるかもしれません。それは乗ってみたいとわからないことです。

食事だって、自分で料理するよりも、外で済ませてしまったほうが効率的です。

しかし時間をかけて料理をしてみることで、新しいビジネスアイディアを思いつくかもしれません。色々な学びがあるかもしれません。

新しい発見は、一見非効率に思えることに隠れているかもしれないのです。

自分にとってそれがムダかどうかは簡単に見極められるものではありません。

見極められるようになるまでは、効率ばかり重視すべきありません。

これは実体験からいえることです。

自己啓発本は読むべきなのか?

自己啓発本は読むべきなのか?

自己啓発本のメリットとデメリットを紹介してきましたが、果たして自己啓発本を読んでおくべきなのでしょうか。

私の意見をいうならば、

「数冊は読んでみるべき。しかし、自己啓発本ばかり読んでもいてはいけない」

ということ。

2、3冊は読んでみるべき

読む前から自己啓発本を否定してはいけません。自分にとって意味があるかどうかは、実際に読んでから判断するべきです。

幸い本なら、新品で1000円ちょっと、中古なら数百円購入できます。

まずは2冊、3冊読んでみて、自己啓発本にはどんなことが書かれているのか、たしかめて見てください。

その上で「あまり自分には響かないな」と思ったら、自己啓発本なんて読む必要はありません。

今の自分に必要な知識が書かれている本だけ読めばオッケーです。

自己啓発本を読んでみて、「なんか面白い」と思った方は、注意してください。

本記事で紹介した、自己啓発本の弊害に気をつけてください。

あまりも自己啓発本に没頭しぎると、視野が狭まってしまったり、読んだだけで満足してしまったりして、時間とお金を浪費するだけになってしまいます。

自己啓発本でモチベーションを上げたら、自分が本当にやりたいことや新しい挑戦、もしくは新しい知識を吸収するのに時間を使うようにしましょう。

これだけは読んでほしい!おすすめの自己啓発本【厳選3冊】

ちなみに個人的におすすめの自己啓発本は、以下の3冊。

自己啓発本というよりは、ビジネス書といった感じ。

「行動しろ」「挑戦しろ」「時間をムダにするなら」といったふわっとした根性論が書かれているのではなく、本当の人生に役立つ、知識が書かれている本です。

3冊とも何度でも読み返したい良書です。

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